奈良・大和西大寺の地にてお菓子作りに勤しむ「横田福栄堂(よこたふくえいどう)」。磯城郡田原本町にて創業し、現在では奈良市二条町にて、70年に渡って多くのお客様からご愛顧いただいております。そんな当店の歴史を支える味の1つが銘菓“みそせんべい”。奈良産の長期熟成された「五徳味噌(ごとくみそ)」を生地に練り込んで芳ばしく焼き上げたその味わいは、正に奈良を代表するお菓子の1つです。代表銘菓、みそせんべいは奈良県内の売店や道の駅、百貨店、通信販売などでお買い求めいただけます。どうぞその1枚に込められた歴史と伝統を感じてみてください。
昔、味噌は各家庭で手作りされており、家庭ごとにそれぞれの味がありました。奈良で古くから家庭で受け継がれていた味噌は多麹の手作り味噌。五徳味噌はそんな京畿(大和、山城、摂津、河内、泉)地方に親しまれてきたご家庭の多麹の味噌を再現した奈良を代表する銘品の一つです。
“みそせんべい”の配合や焼きの具合といった知識・技術は、初代から脈々と受け継がれており、伝統の味を守り続けております。時代の流れと共に様々な変化はございますが、基本となる部分は一切変わらず、職人の目と感覚を大切に、日々想いを込めて焼き上げるお菓子は、きっと皆様の心に響く事でしょう。
代表銘菓である“みそせんべい”の他にも、様々な焼き菓子をご用意しております。奈良のお土産として人気の“鹿サブレ”や吉野葛を使用した“くず餅”、日常のお茶請けに最適な“袋菓子”など、多種多様な用途にご利用いただけるものばかり。ご贈答用の商品も豊富にございますので、ぜひ一度ご覧いただければ嬉しい限りです。